1985年の武蔵野音楽大学の学園祭において、柳瀬吉明、宮川真人(以上オーボエ)吉田将(ファゴット、現 読売日本交響楽団首席奏者)を中心として結成されたバロックアンサンブルに端を発する。
「バロック音楽を熱く濃く演奏したい」という思いから「エスプレッソ」というチーム名をつけ、ゼレンカのトリオソナタ第5番を演奏した。
時は流れ1991年、柳瀬、宮川が中心となって再びバロックアンサンブルを結成し、「エスプレッソ」という名前を復活させた。
編成はオーボエ2本、ファゴット、チェンバロ、コントラバスというもの。
レパートリーは、テレマン、ヘンデル、ゼレンカ、ヴィヴァルディなどのトリオソナタが中心であった。
そして年々レパートリーをクラシックやマーチ、タンゴに拡大し、それに伴い編成も拡大、オーボエ属4本、ファゴット2本、チェンバロ、コントラバスとなり、現在に至る。
ジャズ、ボサノヴァ、映画音楽など、更に幅広いレパーリーを持つようになった。
アレンジは全て、メンバー自身によるオリジナル。
結成以来毎年ルーテル市ヶ谷センターで演奏会を行っている。
2013年には初の静岡公演を成功させた。